
ドブロブニクは、ヨーロッパの中でも比較的安心して歩ける街です。
いわゆる「犯罪が多くて危ない」という意味の治安不安よりも、旅行者がつまずきやすいのは別のところにあります。
たとえば、支払い方法の選び方ひとつで数千円〜1万円近く損をしたり、旧市街の石畳で転びそうになったり、暑さで想像以上に消耗したり。
ドブロブニクの“危険”は、暴力や事件というより「観光地の罠」と「環境(地形・気候)」に寄っているのが現実です。
ここでは、旧市街/Pile Gate周辺/港(Gruž)/夜/ATM/レストラン会計など、場所ごとに“ありがちな失敗”を10個に整理しました。
実際にクロアチアに住んでいる現住者だからこそ伝えれる内容になっています。
また、ドブロブニクの完全ガイドを読んでない方は必ず目を通してください!
【2026年版】ドブロブニク観光完全ガイド|城壁・歩き方・おすすめカフェ&ホテルまで徹底解説
失敗1:旧市街の石畳(Stradun)で「普通の靴」で歩く

旧市街のメイン通り Stradun(プラツァ通り)は、写真で見るより足元が滑りやすいです。
石灰岩が長年の通行で磨かれていて、特に早朝や雨上がりはツルッといきます。
※イメージ的にはワックスをかけた直後の教室の地面
これは治安というより“転倒リスク”ですが、旅行の満足度を一気に落とすタイプの事故です。
対策はシンプルで、底が硬すぎない靴、グリップのあるスニーカーが最適です。
※想像の3倍は歩くと思っていてください。ディズニーランドのアトラクションを制覇するくらいの意気込みの服装が好ましいかと思います。
ヒール、革底、ソールが薄い靴は避けてください。旧市街は階段も多いので、靴だけで体力消耗が変わります。
また、夏ごろに行かれると思いますができるだけ極限に涼しい格好で行くと汗で服が重くならないです!
失敗2:城壁ウォークを「なめる」(暑さ・水分・時間)

城壁ウォークは見た目以上に体力を使います。日陰が少なく、夏は直射日光の時間が長い。観光の“気分”で入ってしまい、途中で体調を崩す人が出やすいのがここです。
朝イチか夕方寄りに回して、飲み物は事前に用意してから入るのが安全です。城壁の中は観光地価格になりやすいので(そもそもドブロブニク内の買い物は高すぎます)、旧市街に入る前に水を買うだけでも満足度が上がります。(2Lは飲むと思ってください。)
また、公衆トイレがお金が必要だったりしますのでcafeでトイレ貸してくださいと言えば貸してくれることが多いです!
失敗3:Pile Gate周辺で「タクシー/送迎の取り方」を間違える

Pile Gate(西門)は、旧市街の入口として便利な反面、車の乗降が集中して混みます。ここでよくあるのが、「今すぐ乗れる」だけでタクシーに飛びつき、料金や条件の確認を省いてしまうこと。
ドブロブニクは配車アプリや正規のタクシーでも十分移動できますが、旅行者が損しやすいのは“急いでいる瞬間”です。乗る前に、行き先・概算料金・支払い方法(カード可否)だけは短く確認してから乗る。それだけで不要な出費や気まずいトラブルを避けられます。
タクシーを呼ぶときのアプリはboltが簡単でオススメです。
Bolt:公式ページ
失敗4:港(Gruž)で「フェリー/バスの季節運行」を見落とす
港(Gruž)は、フェリーや長距離バスの玄関口ですが、クロアチアは季節で本数が変わることが珍しくありません。夏は増便され、肩シーズンや冬は減る。観光ハイシーズン前提で行動していると、「思ってた時間に動けない」が起きます。
港に向かう予定がある人ほど、前日に時刻表を再確認するのが正解です。「前はあった」より「今日ある」が大事です。
ドブロブニクへの行き方やオススメの場所を網羅している記事はこちら
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失敗5:夜の旧市街で「帰りの足」を決めずに飲む

ドブロブニクの夜は歩ける範囲に店が集まっていて楽しいです。ただ、旧市街は坂と階段が多く、夜に酔って歩くと単純に危ない。治安というより、転倒や迷いがち問題です。
クロアチアの夏は21時頃まで夕方の明るさなので、楽しすぎてついつい飲みすぎちゃいます。
(クロアチア人のお酒の強さは半端じゃないです。また、酔っぱらってもシラフのようなので、いつ酔ってるのかわからないです笑)
夜に旧市街で飲むなら、宿までのルート(階段が少ない道、明るい道)を先に決めておくと安心です。特に高所側(城壁の上の方)に宿がある人は、夜の疲労と階段が地味に効きます。
失敗6:レストランで「会計の内訳」を確認しない(観光地の料金の癖)

※画像が荒れててすいません。。
ドブロブニクの旧市街は観光地価格です。ここで“事故”が起きやすいのは、注文したもの自体が高いことよりも、内訳の感覚が日本とズレる点です。
たとえば、パンや前菜が自動で出てきて「頼んでないのに…」と思っても、観光地ではそのまま会計に入るケースがあります(店の運用次第)。また、カード決済時に通貨選択を促されることもあります。ここで何も考えずに「日本円」や「自国通貨」を選ぶと、後述のDCC(不利なレート)に引っかかる可能性が上がります。
対策は、“注文してないものは断る/会計前に確認する/カード決済はユーロ建て”の3つ。観光地では、これだけで余計なストレスが激減します。
失敗7:「ATMの選び方」で数%〜十数%損する(旧市街・Pile Gate周辺は特に注意)

ここが今日いちばん重要です。
詳しい記事はこちら:
ドブロブニクでクレジットカードは使える?|結論と“困らない支払い方”完全ガイド(2026年版)
ドブロブニクの“治安的に危ない”というより、“金銭的に危ない”のがATMです。特に、観光地ど真ん中には手数料や換算が不利になりやすいATMが混ざっています。
基本的にカードが使えるので、不要なユーロは引き出さないようにしましょう。
まず押さえるべき罠:DCC(Dynamic Currency Conversion)
ATMやカード決済で、「日本円で払いますか?」「あなたの国の通貨で換算しますか?」と聞かれることがあります。親切に見えますが、多くの場合は不利なレートが上乗せされます。Wiseは、EuronetのようなATMで**最大13%程度のレート上乗せ(マークアップ)**が起きうると説明しています。
対策は一択で、必ずEUR(ユーロ)建てを選び、換算(DCC)は拒否(Decline conversion / Without conversion)します。
直近の「Access fee(他国発行カードのATM引出手数料)」目安
クロアチアでは、海外発行カードに対してATM側が「Access fee」を出すことがあります。金額はATM画面に表示され、承認して進む仕組みです。銀行が公開している情報として、たとえば以下があります。
- Zagrebačka banka(ZABA):海外発行カードの現金引出に1回あたり5.31ユーロの固定手数料を案内。
- PBZ(Privredna banka Zagreb):海外発行のクレジットカードによる引出にAccess fee 4.78ユーロの記載。
- HPB(Hrvatska poštanska banka):海外発行カードの現金引出でAccess fee 5.00ユーロと案内。
また、旅行者向けに複数行をまとめた資料として、主要行の目安が一覧化されている例もあります(数値は変更され得るので、実際のATM画面の表示が最終確認です)。
じゃあ、どれを選べばいい?
基本はこうです。
- 「銀行名がはっきりしているATM(ZABA / PBZ / HPBなど)」を優先
- “観光地に多い独立系ATM”は、画面の選択肢と手数料表示をよく読む
- そして最重要:通貨はEUR、換算はしない
たとえば、200ユーロ引き出すつもりが、Access feeが5ユーロに加えて、DCCで10%前後の不利なレートが乗ると、体感的に数千円〜1万円近くの差が出ても不思議ではありません(しかも気づきにくい)。DCCは「便利そう」に見えるのが厄介です。
失敗8:ATMで「少額を何回も」下ろして手数料を積み上げる
Access feeが“1回ごと”に乗るタイプだと、少額を何回も下ろすほど損が増えます。ドブロブニクはカードが使える店も多いので、現金は必要最低限にしつつ、引き出すなら回数を減らすのが合理的です。
失敗9:ビーチで「足元・海の地形」を甘く見る

ドブロブニク周辺の海は綺麗ですが、砂浜だけではありません。岩場が多い場所もあり、足を切ったり滑ったりするリスクがあります。これは治安と無関係ですが、短期旅行で一番もったいないタイプのケガです。
岩場に行くならマリンシューズがあるだけで安全度が上がります。
「海=安全」ではなく、「海=地形」があります。
失敗10:「困ったときの連絡先」を知らないまま歩く
最後は保険として。EU圏の緊急番号は112です。大きな事件に遭う可能性は高くなくても、体調不良や転倒など“ありえるトラブル”は起きます。連絡先を知らないと、余計に不安になります。
旅行の前に、宿の住所(英語表記)と緊急連絡先だけメモしておく。これだけで安心感が変わります。ドブロブニクは坂や階段が多いので、体調が落ちたときほど「説明できる住所」が効きます。
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